中3の秋。「弱気な自分」に負けないこと。

美原中以外は定期テスト対策真っ最中!
そんな中でも中3は北辰テストがあります。

埼玉県の多くの私立高校では
この秋の個別相談会で内申書や模試の偏差値等で
合格の見込みが確認できます。

もう既に個別相談を終え、
どこか「受験勉強終了~!」と解放されたかのような気分の
中学3年生もいるかもしれませんね。

第1志望が公立高校や入試相談のない私立高校を志望している、
あるいはまだ合格の見込みを確認できる成績が得られていない、
そんな必死な受験生たちには彼らの姿が羨ましく思えるものです。

「自分も私立の単願に切り替えれば、
 この大変な受験勉強から解放される。
 我慢していることも思いっきりできる・・・」

「頑張ってもなかなか合格圏に届かない。
 やっぱり第1志望は無理なんじゃないか・・・
 早くこの不安から解放されたい!」

そんな「弱気な自分」に負けそうになり、
気持ちが揺れ動きやすい時期です。

学習塾Proofとしては公立・私立どちらが良い、という考えはありません。
公立第1志望だったけど、
この時期に学校説明会に参加する中で私立が第1志望になり、
結果、単願推薦で合格していく生徒も毎年何名かいます。
「○○高校『で』いいや、ではなく、○○高校『が』いい!」という
前向きな理由であるなら何も問題はありません。

しかし、本当は挑戦したい思いがあるのに
それを蓋をして別の道を選ぶと、
そこが良い環境でも、何となく身が入らず、
ずっと不完全燃焼感が続いてしまうものです。

不安に負けないこと。
自分の本当の気持ちから目をそらさないこと。

第1志望合格のために1番必要なことは「強い気持ち」だと、
精神論めいたことをいうのは、
挑戦する前に諦めてしまう受験生がとても多いことを知っているからです。

不安を振り払うには、
昨日に比べて今日できるようになったことを意識すること。
目標がはるか遠くにあるように思えても、
確かに今日、一歩前に進んでいることがわかれば
頑張れるものです!

追記
不安に負けそうになるのは受験生本人だけではありません。
保護者の方も同様です。

「うちの子には無理なんじゃないか」
「こんなに頑張って、もし駄目だったら立ち直れないんじゃないか」
「挑戦して届かず、傷つく姿を見たくない」

本人と代わることはできないからこそ、不安になる気持ちもよくわかります。
ある年の中3保護者の方との秋の面談での話です。

最近、塾から帰ってくるたびに
「今日も疲れた~!全然○○高校に届く気がしない~」とか言うんです。
あまりにも毎日言うので、心配になってある日、
「そんなに辛いなら志望校変えようか?」と声をかけら、
「辛いなんて言ってないじゃん!なんでそんなこと言うの!
  『頑張ってるね』とか『自分で決めたんだから頑張りなさい』とか言って!
  愚痴くらいこぼさせて!」
なんてプリプリ怒られました(笑)
確かに大変みたいだけど、何より充実しているんでしょうね。
もう私は信じて、静かに応援します!

子どもは自分が望んで大変な状況にいる時は保護者の方が思う以上にタフです。
もちろん、そうはいっても不安は尽きないと思います。
そういう時こそ、我々塾講師の出番です
第1志望校への位置とお子様の現状、取り組んでいること、今後の見通し、
そして保護者の方にやっていただきたいことなど、お伝えいたします。

不安は塾へ、子どもには応援を!
いろいろ迷いが生じる時期。乗り越えていきましょう!

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